2016年10月22日

字体変遷字典:【大】奮【女】女奴好


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【奮】下部の「田」を「臼」または臼の略字の「旧」にする異体字があり、干禄字書では下部を「臼」とする字を〈俗〉としている。日本では下部を「旧」とする字が書かれ、漱石も書いている。



〈参考にしている主な字典〉

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2016年10月10日

字体変遷字典:【大】奏套奥奨奪


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【奥】説文篆文の字形を楷書にすれば「奧」の方が近いとおもうのだが、五経文字では「奥」。中国でも日本でも書かれていた字体は「奥」。「奧」は康煕字典、文部省活字、当用漢字表。太宰治が「奥」を書いているのが興味深い。
【奨】中国から日本の平安時代まで下部を「廾」にしている。江戸期以降は下部を「大」にしている。康煕字典は「奬」を「大」の部首に「獎」を「犬」の部首に載せている。説文篆文に従えば「獎」のはずだが文部省活字も当用漢字表も「奬」。
【奪】下部を「集」にする異体字があり、干禄字書では〈俗〉とするが平安以降の日本では書かれることが多く、漱石も書いている(2016.10.12訂正)。



〈参考にしている主な字典〉


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2016年09月19日

字体変遷字典:【大】奇奈奉奔契


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〈図版改定〉2016.09.26

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【奈】康煕字典に「同柰」とある。説文篆文には「奈」は見えず「木」部に「柰」が、「示」部に「祟」がある。



〈参考にしている主な字典〉


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2016年09月01日

字体変遷字典:【大】夫央失夷奄


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【失】楚簡に異体字がある。草書は鄭固碑や楊淮表記の字体をくずしたものか。当用漢字表に使われた活字は左払いが欠損している。



〈参考にしている主な字典〉



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2016年08月27日

〈陰刻の拓本の文字を黒地白抜きに〉字体変遷字典:【夕】夢【大】大太天

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陰刻の拓本の文字を黒地白抜きにしてみました。
この方がいいですかねえ?

【夢】干禄字書の〈俗〉と〈正〉は字体の違いというよりも、筆遣いと筆順の違いだけのように見える。康煕字典では「夢」と「梦」は俗字として別の部首に出ている。「梦」の使用例は少ないが、漱石は一貫して「梦」を書いている。現代中国は「梦」を採用している。集字聖教序の字体は行書と草書のどちらにするか迷う。
【大】泰山刻石の字体は説文篆文と異なり、説文籀文に近い。泰山刻石が小篆とすれば説文篆文は大篆か。
【太】元は「太」は「泰」の古文だという。
【天】泰山刻石と説文篆文の字体が異なる。



〈参考にしている主な字典〉

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2016年08月18日

字体変遷字典:【夕】夙多夜

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〈参考にしている主な字典〉



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2016年08月11日

字体変遷字典:【士】壷【夂】変【夊】夏【夕】夕外


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【壷】陸軍幼年学校用字便覧では「壺」と同字とする。漱石の字は冠より上が一画少なく下が一画多い。陸軍幼年学校用字便覧には「壺ノ下ハ亞ニ非ズ。」とある。
【変】秦の睡虎地秦簡も漢代の文字も下部は「又」。説文篆文の字体が誤りなのではないだろうか



〈参考にしている主な字典〉

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2016年08月10日

ブシンビール(舞心麦酒)

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行きつけの居酒屋さんのオリジナルビールです。
オレンジ・ピールが効いたヒューガルデンみたいな味です。


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何種類かデザインしたうちの最もシンプルなものを採用。


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上面発酵のホワイトビールなので「雲」を書きました。


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ロゴは小筆で一発書き。


海鮮酒場 舞心  
埼玉県春日部市中央1丁目47-1
048-733-1113
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2016年08月08日

字体変遷字典:【士】壱声売


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【壱】「壹」の草書からできた字だとおもわれる。

【声】康煕字典の「声」の説明に「聲の俗字」とある。陸軍幼年学校用字便覧に「聲」と「声」について「實ハ別字」とある。正字体を習ったはずの年代の太宰治が「声」を書いている。

〈使用している字書類〉


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2016年08月03日

字体変遷字典:【土】壁壕【士】士壬壮


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【壕】『陸軍幼年学校用字便覧』に正体が「濠」、通用字が「壕」とある。
【士】漢代までは「士」と「土」の字体が一定していない。日本上代から平安も「士」と「土」の字体が一定していない。また、日本上代から平安には「士」に点のついた字体がある。
【壬】「工」や「王」と字体が衝突する。
【壮】干禄字書では旁が「土」だが五経文字では「士」。



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