2015年06月04日

字体変遷字典(單喩嘩嗣嘆)


お久しぶりです。新資料とつきあわせていて時間がかかりました。

jitai172-173.jpg
※画像をクリックすると拡大します。

【喩】「諭」と異体字。説文には「諭」しか載っていない。前漢以前には「諭」しか見えないが、南北朝期には「喩」しか見えない。干禄字書では「諭」を正字体、「喩」を通字体としているが、九経字様では「諭」を説文、「喩」を経典としている。なお干禄字書の「諭」の旁の「月」は「ふなづき」。
【嘆】干禄字書では「嘆」を〈俗〉、「歎」を〈正〉とする。康煕字典には「嘆」は見えないが「歎」はある。陸軍幼年学校用字便覧では「歎」を正字、「嘆」を通用字としている。

小駒さんからご指摘をいただき、下記のように訂正しました。(2015.06.12)

jitai172-173.jpg

【喩】干禄字書によれば「諭」の通字体で異体字の関係。九経字様では「諭」を説文解字の字体、「喩」を経典の字体としている。説文には「諭」しか載っていない。前漢以前には「諭」しか見えないが、南北朝期には「喩」しか見えない。なお干禄字書の「諭」の旁の「月」は「ふなづき」。
【嘆】干禄字書では「嘆」を〈俗〉、「歎」を〈正〉とする。陸軍幼年学校用字便覧では「歎」を正字、「嘆」を通用字としている。
posted by トナン at 17:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする