2020年01月05日

字体変遷字典:【小】尖尚【尢】尤就【尸】尺尻尼

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【尚】説文では「八」部、九経字様では「口」部、康煕字典では「小」部に分類されている。九経字様では「小」の点が「丷」になるものを「説文」、「ソ」になるものを「隷省」としているが、後漢の隷書に両方の形がある。康熙字典では「ハ」の形。

【尺】漢の隷書の時代までは、「尸」の左ハライが上の横線まで達しておらず、下の横線と接している。南北朝時代には、「尸」の左ハライが上の横線まで達している。漢字整理案によれば字典体では「尸」には3種あり、「刷」では左ハライが一番上の横線に接し、「尺」では左ハライが一番上の横線と二番目の横線の途中から書かれ、「屋」では上から二番めの横線と接している。標準体ではこの三種を左ハライが一番上の横線に接する「刷」の形に統一したという。康煕字典の「刷」と「屋」を参考に掲載する。

【尻】漱石は「九」ではなく「丸」を書いている。
posted by トナン at 18:18| Comment(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする