夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版(岩波書店)を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。
※仮名遣いは現代仮名遣いにします。
「幾何」
「幾ら」を「幾何」を書いている。
例)幾何本を読んでも
「所為」
「せい」に「所為」を当てている
例)思う所為でしょう
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