2023年09月02日

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿228

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版(岩波書店)を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。
※仮名遣いは現代仮名遣いにします。

こころ228.jpg


「徐々」

こころ228-1.jpg

「そろそろ」を「徐々」と書いている。
例)徐々帰りませう。
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夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿208


夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版(岩波書店)を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。
※仮名遣いは現代仮名遣いにします。

こころ208.jpg


「透き徹る」

こころ208-1.jpg

「透き通る」を「透き徹る」と書いている。
posted by トナン at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする