夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿764

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「私語いて」



「私語いて」を「ささやいて」と読む。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿760

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「妨害」



「妨害」を「さまたげ」と読む。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿725

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「手落り」



「手抜かり」を「手落り」と書く。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿692

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「空虚う」



「空虚う」を「がらんどう」と読ませる。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿686

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「各自の」



「各自の」を「てんでんの」と読ませる。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿665

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「少時」



「暫く」「しばらく」を「少時」と書いている。


「学力」



「学力」を「がくりき」と読んでいる。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿637

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「疳違」



「勘違い」を「疳違」と書いている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿631

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「不具」



「かたわ」と読ませている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿623

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「首肯って」



「うけがって」と読む。承知すること。現代なら「肯がって」と書く。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿623

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「邂逅へる」




「邂逅へる」を「めぐりあへ（え）る」と読ませる。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿622

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「消化す」




「消化す」を「こなす」と読ませる。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿620

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「可かった」



「よかった」を「可かった」と書く。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿619

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「交際って」



「つきあって」を「交際って」と書く。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿618

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「動ともすると」



「動ともすると」で「ややともすると」と読む。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿599

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「益」



「益々」を「益」1字だけであらわしている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿586

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「一図な」



「一途な」を「一図な」と書いている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿557

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「調戯はれました」



「からかはれました」を「調戯はれました」と書いている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿557

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「食客」



「居候」を「食客」と書いている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿130

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「力めて」




「つとめて」を「力めて」と書いている。

夏目漱石の文字遣い 『こころ』手書き原稿548

夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版（岩波書店）を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。



「可笑しい」




「おかしい」を「可笑しい」と書いている。