WindowsとMacintoshに対応しています。
ただしフォント名が違います。
〈フォント名が違う例〉
Bembo→Aidine 401
Times Roman→Dutch 801
Gill Sans→Humanist 521
Frutiger→Humanist 777
Helvetica→Swiss 721
Univers→Zirich
(Optimaは収録されていないようです)
小林章さんによれば
書体デザインの業界で不思議なのは、文字のデザインをかりにそのまま盗用しても、名前さえ違っていればいちおう法律的には問題ない、ということです。名前は商標登録できるけど、字の形はできないと。(ドイツには書体デザインの登録制度があります)
だそうです。これはモラルの問題です。
できれば適正な対価を払ってオリジナルを購入したいものです。
なお、この本の初版から改訂3版には
フーツラという書体はバウハウスの影響を受けたデザインで、ドイツをイメージさせるといわれています。ユダヤ系の人たちが公用文書にフーツラを使うことがないのは、やはり1920年代の後半に生まれたこの書体が、ファシズムの時代を連想させてしまうからのようです。
という記述がありますが、この記述は誤りで改訂4版では該当部分の解説を削除し、お詫びを入れてあるそうです。
そのいきさつについては「Futura(フーツラ)はユダヤ企業に嫌われている?」の記事およびコメントをご覧下さい。
〈ビットストリーム社〉
ビットストリーム(Bitstream, NASDAQ:BITS)はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジを本拠とするフォント製作会社である。1981年にマシュー・カーターとマイク・パーカーらによって創立された。商標上の理由により別名の下で「古典」フォントのライブラリーを構築し、それに加えて自身でも数々のフォントを開発してきた。(Wikipediaより)
お金があればライノタイプ社のFrutiger NextやOptima Novaは欲しいですけどね。