小社はささやかなテナントを所有している。
そのテナントが数ヶ月空いていたんだが、やっとテナントが入った。
借りたのは中国残留孤児三世(国籍は日本人)の山中君。
たいへん真面目そうな青年で、一目会ってボクは彼を気に入ってしまった。
彼もボクとテナントを気に入ってくれたらしくて、初対面から3日後(8月3日)に契約終了。
その日の夜、テナントの前を通ったら電気がついているので寄ってみたら、山中君がテナントの中で炊飯器でご飯を炊いて食事中だった。
今まで内装屋の友人と測量をしていたのだという。
「大熊さん、お腹減ってない?」と言われたが食べたばっかりなので断った。
でもなんだか旨そうだった。
学生の時、学園祭の模擬店でレストランバーをやったことを思い出した。
これは面白くなりそうだ。
その翌日にはもう天井を貼り始めていた。
「図面は?」と聞いたら、今画いているところだという。
天井を貼るのは決まっているから図面の前に貼っちゃっても問題ないんだそうだ。
店はつけ麺をメインにラーメンなども出すという。
中華料理というよりは「つけ麺屋」「ラーメン屋」という感じで、つけ麺は極太麺で9分ゆで、ラーメンは細麺なんだって。
店の名前を考えてくれと頼まれた。
どんな名前がいいだろう。
2009年08月05日
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