2006年07月11日

字体差表(ページ3)

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「案」の正はナシ。「安」に従うとおもわれる。「木」は払うのか止めるのか気になるところ。
「以」はすきの形。後に字体が「?」「ム」「以」に分かれたという。
「位」のもとの字は「立」。通と正の違いなし。
「依」の通は「衣」の二画目と三画目がつながっている。
「偉」の正はないが、通は旁の縦線が傾いていない。二つめの横線が右に出ない。
「囲」は略字なので、この字体で篆書のフォントを作ることのないようにしてほしい。説文も通も正も中身の縦線は傾いていないのに、どうして康煕字典では傾いているのだろうか。通は「圍」に近く、正は「圍」に近い字体である。康煕字典には略字も載っている。
「委」の正は醜悪な字姿。「禾」を左右に払うのはやめようよ。左右に伸ばすのは一字に一箇所にしましょうよ。
「威」は通と正の違いはない。
posted by トナン at 15:59| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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