
名匠・大間善次郎の彫刻による30ポイント木製種字。岩田母型製造所蔵。

左右反転したもの。

種字を蝋版にプレスして型をつくる。
蝋版の配合は、蜜蝋90%+テレピン油5%+黒鉛微粉末5%。
さらに黒鉛微粉末を表面に塗布して電導性を高める。

蝋版のアップ。

1次電胎。蝋型を電槽に浸けて通電し銅メッキを作る。

2次電胎。1次電胎で作った銅型を電槽に浸けて通電し銅メッキを作る。

2次電胎で作った銅型を1行ずつに切り、裏側を亜鉛で補強する。

1字ずつ切り離す。

真鍮製のマテ材にはめる。

母型師がヤスリで寄り引きを調整する。

手製の寄り引きを見る道具。

裏側。

完成した母型。
(活字研究会で撮影)
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