2016年03月26日

字体変遷字典(【土】塚堤堵塔塀)


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【塚】元々は「木偏」「土偏」のない字だったらしい。

【堤】干禄字書では「隄」を〈正〉、「堤」を〈俗〉とする。明治の漢字では「隄」を〈正〉、「堤」を〈許容〉とするが、陸軍では反対に「堤」を〈正〉、「隄」を〈通〉とする。

【堵】JIS2004で例示字体が「堵」から「堵」に変更された。

【塀】国字とする字書と、国字としない字書がある。
posted by トナン at 18:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
自分の名前の漢字について書かれていたのでついお話ししたくなりました。
私の冢の字、本来は中の点が入っていないんです。
正に一番最初の漢字と同じで、驚いております。
先祖が塚の「土」を勝手に取って登録してしまったと聞いていましたのですが…本当は先祖が正しかったのかもしれないのですね。
PCでは本来の字が変換されず、人に説明するのも面倒で、こんな苗字嫌だなぁと思っておりましたが、少し好きになりました。
ありがとうございました
Posted by 腰冢 at 2016年10月29日 02:07
腰冢さま。
コメントありがとうございます。
「塚」には土のつかない字もあって、「塚」も「冢」も同じ字種です。
上の横線が長い「天」と上の横線が短い「天」がありますが、どちらも同じなのと同様です。
「塚」も点が付く「怐vも、「冢」も点がない「冢」も同じ字種です。
上の表の「説文篆文」にある点がある字形が根拠になって、点がある「冢」が正字体とよばれるのですが、他の字体も間違いではなく、歴史的には点がない字体が書かれる方が多数派です。
字体は書くたびに変えてもよいのです。
今日は「冢」を書き、明日は点がない「冢」を書き、明後日は「塚」を書くとか、それが文字のあたりまえの使われ方です。
Posted by トナン( ´_ゝ`) 大熊肇 at 2016年10月29日 03:06
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