2017年01月16日

字体変遷字典:【女】如妃妄妓妥

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【妃】旁は説文では「己」、五経文字も「己」、康煕字典は「已」、文部省活字は「己」、当用漢字表は「已」、当用漢字字体表は「己」。手書きでは「己」、「已」、「巳」はあやふやになる。

【妓】中国には旁を「多」とする異体字があり、説文にも載っている。手書きでは咎なし点が付くことがある。
posted by トナン at 02:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「女+多」は『集韻』で「妓」の異体字にしていますが、『漢語大詞典』に記載がなく、異体字としての実際の使用例はないようです。『説文』では別字の扱いです。
Posted by 小駒 at 2017年01月21日 10:33
小駒さま
ご指摘ありがとうございます。
修正しておきます。
Posted by ( ´_ゝ`) 大熊肇 at 2017年01月21日 10:52
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