2021年04月11日
字体変遷字典 【广】店府庖度庫座庭
【度】説文には「又」に、五経文字では「廿」に、康煕字典には「广」に分類されている。
【座】漱石は「座」と「坐」を混用しており、使い分けの法則性は無いようだ。太宰は「坐って」「歌舞伎座」「銀座」のように使い分けている。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
ちなみに、もともと「座」は名詞(すわる場所)、「坐」は動詞(すわる行為)で、本来は「坐る」と書くこととなっていたそうです。
>もともと「座」は名詞(すわる場所)、「坐」は動詞(すわる行為)で、本来は「坐る」と書くこととなっていたそうです。
太宰治はそれを使い分けていますが、夏目漱石は混同しています。
時期によるものなのか、個人によるものなのかどちらなのでしょう?
「座」の書き順に関しては、意外にも知らずに勘違いしている人が、やはり多いということですね。
「座」の書き順に関しては、意外にも知らずに勘違いしている人が、やはり多いということですね。
書写検定では、座の土の筆順は「縦+横+横」「横+縦+横」「横+横+縦」どれでもいいとなっています。
三宅武郎『新字体の筆順』によると、昭和16年刊、国民学校「国語」の教師用指導書(文部省編)にはそういう記述であると書いてあります。また、同書には、空海の書では「縦・横・横」であり、趙子昂の書では「横・横・縦」であるという例示がありました。
お礼を言おうと思ったら重複してしまいました。
結論としては、もちろん書き順に決まりはないということですよね。