2021年09月27日

字体変遷字典 【彳】徽【心】心必応

jitai308-309.jpg

【徽】通(用)字体と正(統)字体で画数が1画異なる。弘道軒と太宰治は正字体を書いている。説文と康煕字典は「糸」部にあるが、「巾」に従う異体字がある。
【必】説文では「八」部、五経文字では「戈」部、康煕字典では「心」部にある。
【応】「應」の新字体。説文の大徐本には「言」に従う異体字があるが、段注本には掲載されていない。康煕字典には「心」に従う字の他に「疒」に従う字があり、「應」の本字とする。大徐本と同じように「言」に従う字も掲載されている。弘道軒に「応」はあるが「應」はないのは意外。
posted by トナン at 02:01| Comment(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。