夏目漱石の『こころ』の手書き原稿の復刻版(岩波書店)を手に入れて、字体を検証しているところなのですが、漱石独特の文字遣いや当て字も興味深いので、気がついたものをアップします。
「伯父」
現在なら「叔父」とするところを「伯父」と書いている。
※現在は父母の兄なら「伯父」弟なら「叔父」とするが、父の弟を「伯父」と書いている。これは単なる間違いなのか、『こころ』が書かれたころは父の弟でも「伯父」で良かったのか不明。
2023年09月29日
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