2024年03月02日
字体変遷字典036
【抹】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。
【拉】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。『教育上より見たる明治の漢字』に「拉」の字形が掲載されているが、「拉」の字種としてではなく「将」の異体字(許容字)としての掲載。
【挙】説文解字、五経文字には手部に掲載されているが、康熙字典には臼部に掲載されている。
【挟】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。
【拳】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【拶】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【拭】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【挑】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。
【挨】2010年(平成22年)に人名用漢字から常用漢字表に追加された。
【挫】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【挿】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。
【捉】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【掛】中国では「掛」は使わず「挂」を使うようだ。日本でも「挂」を使っていたが、江戸時代からは「掛」が使われ始める。干禄字書では「掛」を俗、「挂」を正としている。漱石は「卜」ではなく「戈」を書いているが、このような異体字があったのだろうか?
【掘】漱石は「堀」の字体を書いている。
【捲】JIS2004で例示字形が変更、画数も1画減った。
【控】「扌+口」の異体字があったらしい。
【採】現代中国では「採」を使わず「采」を使う。干禄字書は「採」を通、「采」を正としている。「采」は2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。「採」「采」共に常用漢字だが、常用漢字表に載っている読みは「採」は「サイ・とる」だが「采」には「サイ」しか載っておらず、「とる」は常用外の読み。
【据】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。常用漢字表に音読みが載っていない字。
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