2007年12月30日

「著」と「着」はもともと同じ字

chaku.jpg

隷書や楷書のくさかんむりには、AタイプとBタイプがあり、Aタイプのくさかんむりの下に「者」を書いたのが「著」、Bタイプのくさかんむりの下に「者」を書いたのが「着」にすぎない。
もともと「著」も「着」も同じ字であり、区別がなかった。
これらがいつごろから使い分けられるようになったのかはわからないが、遅くとも江戸時代には、「著」は書物を著す・著書、「着」は到着・着物として使い分けが見られる。

kujaku.jpg

「著=着」はAタイプ、Bタイプ両方のくさかんむりが使われるが、どちらかに決まっている字もある。「苦」はAタイプ、「若」はBタイプである。これは似た字なのでくさかんむりの使い分けが生じたのであろう。
posted by トナン at 16:50| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/75499554
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック