2005年11月05日

四部叢刊電子版 日本語版取扱説明書

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『四部叢刊』は、1919年から1925年にかけて刊行された漢籍「善本」の大型コレクション。
初編、続編、三編の三集からなり、張元済(1866〜1959)が、主宰する中国最大の出版社、商務印書館の蔵書を中心に、石印印刷で復刻したもの。
477種3134冊、総ページ数232,478ページ、字数9千万余りに上る。
『四部叢刊電子版 日本語版』はその完全電子版の日本語版。
正確、迅速な「全文検索」、「分類検索」とマルチリンガル対応が特色。

監修=松岡榮志(東京学芸大学教授)
執筆協力=木村守(東京学芸大学講師)

(C)2003 北京書同文数字技術有限公司
株式会社カイテル 西岡漢字情報工学研究所
編集協力=樹花舎
組版=中妻祐子(トナン)
装釘=大熊肇(トナン)
posted by トナン at 00:05| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | tonanの装丁・デザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
石印印刷?
Posted by こいけ at 2005年11月06日 02:58
『四部叢刊電子版 日本語版』の取扱説明書の前書きに「(略)それらを写真に映し(影印)当時の最新技術であった石印印刷で復刻したものである」とあります。
石印というのは詳しくは知りませんが、石版石に特殊インクで原稿を転写して平版印刷する方法のことだそうで、リトグラフのようなものだったんじゃないでしょうか。
Posted by トナン at 2005年11月06日 18:34
『印刷字典』をみるとやはり「石印印刷」というのは載っていませんね。「石版印刷」というのが一般的な名称のようです。
「石印」というのが「石版印刷」の略なのかな。
略したものにもう一回「印刷」をつけちゃったのかもしれません。
Posted by トナン at 2005年11月06日 18:43
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