2008年04月05日

『不折俳画』上-序1-裏

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【釈文】
夫は何故だか一寸分らないが欧洲の様な男振りの好い国柄では器量人ばかり眼につきから、変●な羅漢や仙人の顔付のうちで風雅な奴を選択する程の趣味を養求しにくかつたのだらう。幸にして我々は不思議な位とぼけた面相を揃へて生活しているので、長い間には何●か比とぼけたうちに一種の趣味を●見すべく余儀なくされた●を西洋人に見付かつて、ついにグロテスクと云ふ名を頂戴して仕舞つたのぢやなからうか。それ

またまた●のところが読めません。どなたかお願いします。
posted by トナン at 02:36| 埼玉 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | 不折俳畫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「変●な羅漢」は「変梃(へんてこ)な羅漢」で間違ひ無からうと思ひますが、他は読めません。
ちなみに、解文の「器量人ばかり眼につきから」は「眼につくから」のタイプミスではありますまいか。
Posted by ウチダアキラ at 2008年04月05日 16:32
ウチダアキラさん
ありがとうございます。
「変梃」かあ。
Posted by 大熊肇(トナン) at 2008年04月05日 16:51
すみません、上記コメント中『解文の「器量人ばかり』云々は、『釈文の「器量人ばかり』云々の誤りです。
続きを読み直してゐて「一種の趣味を●見すべく余儀なくされた●を西洋人に見付かつて」は「一種の趣味を夢見すべく余儀なくされた所を西洋人に見付かつて」かといふ気がしてきましたが、自信はありません。
Posted by ウチダアキラ at 2008年04月05日 17:59
度々すみません。
「長い間には何●か比とぼけたうちに」は「長い間には何時か比とぼけたうちに」かと…。
Posted by ウチダアキラ at 2008年04月05日 18:37
全集からの書き写し、できていますので、いつでも答え合わせ可能です。必要な時におっしゃってください。
Posted by 待雪 at 2008年04月05日 18:49
みなさまありがとうございます。
あと5ページ、近々アップします。
Posted by 大熊肇(トナン) at 2008年04月05日 19:32
それでは今回分を投稿します。


夫は何故だか一寸分らないが欧洲の様な男振りの好い国柄では器量人ばかり眼につくから、変梃な羅漢や仙人の顔付のうちで風雅な奴を撰択する程の趣味を養成しにくかつたのだらう。幸にして我々は不思議な位とぼけた面相を揃へて生活してゐるので、長い間には何時か此とぼけたうちに一種の趣味を発見すべく余義なくされた所を西洋人に見付かつて、ついにグロテスクと云ふ名を頂戴して仕舞つたのぢやなからうか。それ
Posted by 待雪 at 2008年04月05日 20:03
待雪さん感謝。
「まちゆき」さんて読むんですか?
Posted by 大熊肇(トナン) at 2008年04月05日 21:37
恐れ入ります。無駄に全集など持っているのが、お役に立ちましたようで嬉しいです。

名前はマツユキソウからとって「まつゆき」、待雪です。よろしくお願いします。
Posted by 待雪 at 2008年04月05日 23:06
待雪さん
次のページもアップしてるんでよろしくお願いします。
全集を持ってるなんてすごいなあ。
Posted by 大熊肇(トナン) at 2008年04月06日 04:34
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