
【釈文】
有せねばならぬと思ふ。ここが西洋のスケッチとは違ふ所以である。スケッチは本来が大作の用意として他日の材料に書き溜めるものの様に思はれるが俳画はさうではない。それ自身に於て完全したようである。是より以上精密にする事も複雑にすることも不必要な所が身上になる。吾々文明人の生活は日にまし●●によって●●のは催しも気の付く事であるが●●に複雑な文明の潮流に浴して流されてゐるうちに、何だ面倒だもう
●のところ読めません。みなさまよろしく。
※「やうである」ではなくて「ようである」と書いてある。
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有せねばならぬと思ふ。こゝが西洋のスケツチとは違ふ所以である。スケツチは本来が大作の用意として他日の材料に書き溜めるものゝ様に思はれるが、俳画はさうではない。それ自身に於て完全したものである。是より以上精密にする事も複雑にする事も不必要な所が身上になる。吾々文明人の生活は日にまし繁劇になつて行くのは、誰しも気の付く事であるが、斯様に複雑な文明の潮流に浴して流されてゐるうちに、何だ面倒だ、もつ[とずつと……]
「繁劇」とか「斯様」とか読めないのは言葉を知らないからですね。