2008年04月07日

『不折俳画』上-序4

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【釈文】
る君の趣味の臨機に●露する才力に感謝の意を致さんとする迄である。
   四十三年二月
           夏目漱石
posted by トナン at 01:58| 埼玉 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 不折俳畫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最終分、投稿します。これで漱石による序が終わって、一段落ですね。ちょっと知らない言葉(流露なんて使ったことないし、喋々なんていうのも、知識でしか知りませんでした)もたくさんあって、昔の文章に触れるというのは、よい刺戟になると思いました。

楽しかったです。ありがとうございました。


る君の趣味の臨機に流露する才力に感謝の意を致さんとする迄である。
   四十三年二月
           夏目漱石
Posted by 待雪 at 2008年04月08日 00:30
待雪さん、ありがとうございました。
待雪さんは漱石好きなんですか、古文書好きなんですか?
Posted by 大熊肇(トナン) at 2008年04月08日 04:18
漱石好きです。最初は文庫でぽつぽつと買って読んでいたんですが、それだと評論や随筆、また小さな文章をおいきれず、どうしようかと思っていた時に全集に二次刊行があったので、買ってみたのでした。簡単に書いていますが、揃えるのは大変でした。

ですが、こちらのサイトに出会ったのは、字における縦線を縦画(変換されず、辞書にも載っていませんでした)とよぶのは妥当か、用例を探そうとしてでした。今は中断していますが、以前習字をしておりまして、それについて書こうとしたのがきっかけであったのでした。

昔はタイポグラフィを学びたいと思ったこともありましたが、はたされませんでした。そんな具合に、本や印刷物、字などが好きであるようです。ですので、こちらのサイトは本当に読んでいて面白いです。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by 待雪 at 2008年04月09日 21:20
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