「字体インタビュー」をご覧になった方から「自分もインタビューしたいのでフォーマットをください」という連絡をいただいたので、PDFをアップします。
jitai-inta.pdf
ご協力お願いします。
なお、今回修正した点が2カ所あります。
「会」と「黒」は点々になるか横線になるかを調べたかったのですが、重複するので「黒」を「飲」にかえました。
「狭」と「来」は人人になるかどうかを調べたかったのですが、重複するので「狭」を「塩」にかえました。
インタビューするときにお願いしたいことがあります。
次の2種類のインタビューをしていただきたいのです。
1)鉛筆書きで習った字を書いてください。
2)筆書きで習った字を書いてください。
なぜかというと、昭和10年以降、硬筆では文部省活字の字体を習い、毛筆ではAの系統の字体を習ったからです。
つまり、硬筆と毛筆では違う字体を習っているのです。
それをなるべく混同しないように調べていただきたいのです。
僕が試しにやった「字体インタビュー」では混同しているのではないかと思われる箇所がいくつかありました。
上の2つで文字自体を思い出せない場合は、これを使ってください。
文部省活字にはAの系統の字体と、Bの系統の字体が混じっています。
たぶん「衛」「横」「塩」「飲」「北」の5字は硬筆でも文部省活字の字体を書くとおもわれます。
「偽」の右上の「ノ」の下の点3つの向きはどう書くか。
「遅」のしんにょうの点の数と旁の横線4つをどう書くか。
「秘」をしめすへんで書くか、のぎへんで書くか。
なども興味深いところです。
2008年05月07日
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