2006年07月26日
2006年07月11日
小さな"シマ"の美術館 2006 ポスター
デザイン:大熊肇
この夏休みの間に、浦添市、国頭村内の青少年の皆さん、市村内・近隣地域の方々にむけて開かれた芸術展を地元の協力のもとに開催します。
◆写真展「千の瞳の記録展」
◆美術展「旅する“マージ”2006」
◆ワークショップ&インスタレーション「染めよう作ろう、マージの巨木」
◆ワークショップ「巨木の鼓動‐五感でさぐる木の英知」
◆記録展「巨木の鼓動‐五感でさぐる木の英知2004〜2006」
◆記念講演I 「いま、沖縄の子どもたちは……─子どもたちの置かれている状況と、その課題─」
◆記念講演II「世界を切り結ぶ『辺境ネットワーク』─発信しよう、小さな“シマ”から平和のメッセージを!」
◆シンポジウム「やんばる夢語り2006」
◆懇親会「国頭交流の夕べ」
▲プログラムI: コンサート「沖縄発!音楽の夕べ」
▲プログラムII:アートパフォーマンス「魂の交歓『旅する“マージ”』」
この芸術展の目的は、悠久の時間を超え脈々と受け継がれる自然や人々の営みと
五感で触れ合い、魂が出会う場を“やんばる”の地に創出することです。
私たちは、歴史的・精神的共同体である“シマ”を誇りにしており、
この活動的イベントが未来への扉となることを願っています。
問い合わせ:
事務局 アートミーティング実行委員会 代表 大木道雄
〒351-0007 埼玉県朝霞市岡1-20-29
Tel/Fax: 048-468-1753 携帯: 090-2314-8733
沖縄事務局 酒井初海
Tel: 0980-56-5598 Fax: 0980-56-3606
E-mail: shima_20068210@yahoo.co.jp
浦添市美術館 沖縄県浦添市仲間1-9-2
Tel: 098-879-3219 Fax: 098-878-1221
道の駅ゆいゆい国頭 沖縄県国頭村字奥間1605
Tel: 0980-41-5555 Fax: 0980-50-1952
http://www.tamashiro.com/netcity/museum/
◆写真展「千の瞳の記録展」
“シマ”単位で、希望世帯に、富士フイルムイメージング(株)協賛品「写るんです!」を一本託し、悠久の時間を超え脈々と受け継がれる自然や人々の営みを、“やんばる”の雄大な自然の懐に抱かれながら“シマ”に暮らす人々みずからが心の眼で写し出していく。写真家、久高将和が立ち上げたプロジェクト。
出品者………国頭村各字の希望世帯と村内・近隣地域の教育機関に在籍する児童生徒の希望者(最大500名)。
◆美術展「旅する“マージ” 2006」
「やんばるの森」でトラスト運動を普及し、持続可能な社会づくりにむけた人材養成に尽力する写真家、久高将和。自然界が打ち鳴ら警鐘を“マージ染め”で象徴し、平和と共存のメッセージを発信する染色家、並河善知。マージに因果を感じ、土(農土)の作品を発表し続ける美術家、野村俊幸。現代世界を「ホロコースト」の記憶によって象徴し魂を鎮魂するアーティスト、大木道雄。「エイブル・アート」に関心をよせる染色家、酒井初海。科学とアートの懸け橋になろうと夢見る環境計量士、田代 豊。この6人が織りなす“マージ”への賛歌。
出品者………久高将和 Masakazu KUDAKA 写真家 / 並河善知 Yoshitomo NAMIKAWA 染色家、藍染なみかわ代表 / 野村俊幸 Toshiyuki NOMURA 美術家 / 大木道雄 Michio OKI 彫刻家・アーティスト / 酒井初海 Hatsumi SAKAI 染色家、初海染色工房主宰 / 田代 豊 Yutaka TASHIRO 環境計量士、名桜大学国際学部助教授
◆ワークショップ&インスタレーション(A&C)「染めよう作ろう、マージの巨木!」
A:浦添市美術館【実習室-4】周辺 (雨天時は「ピロティー」で実施)
A:2006年8月2日(水) 午前9時〜午後3時【台風時は翌日実施】
C:国頭村森林公園交流センター周辺 (雨天時は交流センター内で実施)
C:2006年8月10日(木) 午前9時〜午後3時【台風時は翌日実施】
一昨年、沖縄“やんばる”で廃校した、旧楚洲小中学校最奥の崖から流れ落ちるマージ (赤土)を用い、さらしの生地を、染色家、並河善知と酒井初海が指導し染色する。
染め上げた布に平和の願いを託し、サイン・シンボルとしての「作品」を、アーティスト、大木道雄が指導して共同制作し、インスタレーション(仮設置)する。
講師…………並河善知 Yoshitomo NAMIKAWA 染色家、藍染なみかわ代表 /
酒井初海 Hatsumi SAKAI 染色家、初海染色工房主宰 /
大木道雄 Michio OKI 彫刻家・アーティスト
参加者………浦添市・国頭村、両近隣地域の青少年と住民。
親子参加歓迎、定員50名。
参加費………500円(材料費+保険加入料、当日集金)
申込み先……事務局【(酒井)Fax: 0980-56-3606 E-mail: shima_20068210@yahoo.co.jp /(並河)Fax: 098-949-1344】
氏名・年齢・住所・電話番号・AかC(両方も可能)を明記して申込む。
注意事項……午前9時〜正午 染色体験 / 午後1時〜3時 作品制作と仮設置
飲み物と昼の弁当は各自持参する。
◆ワークショップ(B)【巨木の鼓動─五感でさぐる木の英知】
B:国頭村比地区“小玉森(コダマムイ)”【やんばる野生生物保護センター南側】
B:2006年8月8日(火) 午前9時〜正午 【悪天候時は翌日実施】
県指定天然記念で、拝所の比地“小玉森”で実施する「芸術+環境」教育プログラム。五感やこれらを超えた感覚を介して巨木のご神木アカギと触れ合い、感じたままを自由に色・かたち・身体で表現し、自然界と種の違いを超えてコミニュケーションする。
講師…………大木道雄 Michio OKI 彫刻家・アーティスト / 田代 豊 Yutaka TASHIRO 環境計量士、名桜大学国際学部助教授
参加者………国頭村内、近隣地域の青少年と住民の方々。親子参加歓迎、定員50名。
参加費………500円(材料費+保険加入料、当日集金)
申込み先……事務局【(田代)Fax: 098-895-9380 E-mail: tashiro@meio-u.ac.jp /(大木)Fax: 048-468-1753】
氏名・年齢・住所・電話番号・ワークショップ(B)名を明記して申込む。
ワークショップ成果物は8月10日(木)〜8月20(日)の記録展で展示します。
◆記録展「巨木の鼓動─五感でさぐる木の英知 2004〜2006」
道の駅ゆいゆい国頭企画展示室 2006年8月10日(木)〜8月20日(日) 午前9時〜午後6時
過去二年間のワークショップ「巨木の鼓動─五感でさぐる木の英知」の記録写真と、2006年8月8日に実施する成果物を展示し、芸術的創造と科学との新たな融合を試みる「芸術+環境」教育プログラムを、“やんばるの森”から日本と世界へ発信する。
資料提供……中島Moe(2004年記録写真)、久高将和(2005年記録写真)、2006年参加者(成果物)
◆記念講演I・II / シンポジウム / 懇親会:プログラムI・II
国頭村森林公園交流センター 2006年8月12日(土) 午後1時〜午後6時
参加者………浦添市・国頭村内、両近隣地域の青少年と住民の方々。特に、浦添市在住、 国頭村各字の郷友会の方々。定員100名。
◆記念講演I・U / シンポジウム
司会…………山川安雄 Yasuo YAMAKAWA NPO法人 国頭ツーリズム協会代表理事
◆懇親会:プログララムI・II
司会…………湧川直樹 Naoki WAKUGAWA (株)沖縄環境分析センター環境企画室
◆記念講演I「いま、沖縄の子どもたちは……─子どもたちの置かれている状況と、その課題─」
講演時間:午後1時〜午後1時50分
講師…………加藤彰彦 Akihiko KATO ノンフィクション作家、沖縄大学人文学部教授
2006年5月20日・21日、沖縄大学で開催された、日本社会臨床学会第14回総会の報告に加え、「沖縄子ども研究会」の取り組みを紹介。児童生徒の総合的な教育、持続可能な社会づくりにむけた人材の育成、地域資源の再発見に有効となる、“やんばる”における新たな空間づくりを提案する。
◆記念講演II「世界を切り結ぶ『辺境ネットワーク』─発信しよう、小さな“シマ”から平和のメッセージを!」
講演時間……午後2時〜午後2時50分
講師…………武田洋平 Yohei TAKEDA 辺境文化研究者、東海大学平和戦略国際研究所助教授
国際交流基金の助成をうけ、日本との関係が疎な国々(ラトヴィア、リトアニア、デンマーク、グルジア、オーストリア、ウクライナ、ドイツ)で毎年「日本文化週間」を主宰。日本発・世界平和へのロードマップ造りのため、沖縄の地から世界を見つめる。
◆シンポジウム「やんばる夢語り 2006」
開催時間……午後3時〜午後4時50分
パネリスト…加藤彰彦 Akihiko KATOノンフィクション作家、沖縄大学人文学部教授 / 久高将和 Masakazu KUDAKA 写真家 / 並河善知 Yoshitomo NAMIKAWA 染色家、藍染なみかわ代表 / 武田洋平 Yohei TAKEDA 辺境文化研究者、東海大学平和戦略国際研究所助教授
ノンフィクション作家の加藤彰彦、写真家の久高将和、染色家の並河善知、辺境文化研究者の武田洋平たち4名が、「“やんばるの森”が夢見る」であろう、未来の光景に思いを馳せ、持続可能な社会のあるべき姿を、未来を担う青少年にむけて発信する。
◆懇親会【国頭交流の夕べ】
▼プログラムI:コンサート【沖縄発!音楽の夕べ】
公演時間…午後5時10分〜午後5時40分
出演者……藤本 真 Makoto FUJIMOTO 声楽家 / 菅又美鈴 Mirei SUGAMATA 声楽家
演出………武田洋平 Yohei TAKEDA 辺境文化研究者、東海大学平和戦略研究所助教授
心を伝えることができる歌と出会い、いつしか沖縄に辿り着いた藤本真、沖縄こそ平和の祈りを歌う土地としてふさわしい、と感じる菅又美玲、二人が二年ぶりに熱唱する。
▼プログラムII:アートパフォーマンス「魂の交歓『旅する“マージ”』」
公演時間…午後5時40分〜午後6時
出演者……大木道雄 Michio OKI 彫刻家・アーティスト
2005年11月20日、国頭村楚洲で染色家、並河善知に指導をうけ、地元の子どもたち、村内外の人々と協働して“国頭マージ”で布を染めあげた。2006年1月、ウクライナ、ドイツでの日本文化週間で、マージ染めの布をもちい“締め込み装束”となった大木は、沖縄の人々が願う「平和」への熱い思いを世界に発信した。
2006年07月08日
明度によるカラーチャート
ボクはグラフィックデザイナーだが、色のセンスには自信がない。
センスがなければ理屈でやるしかないということで、カラーチャートを作ってみた。
プロセスカラー4色のもっとも彩度の高い組み合わせを、10%刻みで色相ごとに配置。
それをグレーに変換し、グレーの濃さを計る。
グレーの濃さにそって明度ごとに配置。
上には混色の比率を変えずに明度にあわせて明るくし、下にはブラックを足して暗くしたものを配置した。
左3分の1のシアンの入っていない色域にシアンを少しずつ足してみた。
真ん中3分の1のイエローの入っていない色域にイエローを少しずつ足してみた。
右3分の1のマゼンタの入っていない色域にマゼンタを少しずつ足してみた。
センスがなければ理屈でやるしかないということで、カラーチャートを作ってみた。
プロセスカラー4色のもっとも彩度の高い組み合わせを、10%刻みで色相ごとに配置。
それをグレーに変換し、グレーの濃さを計る。
グレーの濃さにそって明度ごとに配置。
上には混色の比率を変えずに明度にあわせて明るくし、下にはブラックを足して暗くしたものを配置した。
左3分の1のシアンの入っていない色域にシアンを少しずつ足してみた。
真ん中3分の1のイエローの入っていない色域にイエローを少しずつ足してみた。
右3分の1のマゼンタの入っていない色域にマゼンタを少しずつ足してみた。