※画像をクリックすると拡大表示されます。
【叶】説文篆文にはなく、最も古い使用例は南北朝時代。説文に「協」の或体として「叶」の字体があり、陸軍幼年学校の『用事便覧』に「協」の古字として「叶」の字体が掲載されているがともに「叶」とは別の字種。
【句】「口」が「ム」の形になるため、「勾」の字体になることがある。
【号】「號」の略字ではなく、初文が「号」で後に「虎」を加えたらしい。五経文字の例は最終画が省かれているが、これは誰かの名を避諱したものだろう。たぶん唐の太祖=李虎。漱石は『ぼっちやん』中に8カ所「号/號」を使っている。「号」の使用例は〈第一号〉〈会議の続きだと号して〉〈いの一号に〉が2回、〈六号活字で〉の5回。「號」の使用例は〈屋號〉〈號令を下した〉〈鋭い號令〉の3回。

