2026年06月14日

字体変遷字典 p.444–445 【木】梢梯梼桝梨梁椅棺

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【梨】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。「小学校で習う漢字の改定(2017年告示・2020年度実施)」により小学校で習う字に追加された。

【椅】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
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2026年05月26日

字体変遷字典 P.442–443 【木】桧梓桶械梶椛梧梗梱


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【椛】国字。

【梧】江戸期に「五」の1画目を省略する字体が見られる。現在の大相撲の相撲字も「五」の1画目を省略する。なぜ省略するのかは不明。

【梗】2004年のJIS改定で例示字体が変更され、筆抑えがなくなった。2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
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2026年05月10日

字体変遷字典 p.440_441 【木】栖栓栴桃梅

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【栖】「栖」と「棲」は異体字。中国本土の簡体字では「栖」に統合されているが、台湾と香港では「栖」と「棲」の両方を使う。説文解字の「西」の或体に「棲」が載っているので、説文解字では「西」と「棲」を異体字扱い。干禄字書は「栖」と「棲」を両方とも〈正〉としている。陸軍幼年学校用字便覧は「栖」と「棲」を同字としている。

【栓】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。

【梅】五経文字に「従毋者訛」とある。
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2026年05月04日

字体変遷字典 jitai438–439 【木】桁校根栽桜桟柴

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【桁】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。

【桜】説文解字の大徐本に新附として掲載されているが段注本には掲載されていない。

【桟】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。

【柴】康煕字典にはなぜか木部の5画に掲載されている。「止」を3画に数えているのだろうか。試しに「止」を調べてみたら「止」は4画に掲載されている。不思議だ。
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2026年04月14日

字体変遷字典 p.436–437 【木】桓桔桐栗桑桂

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【桑】五経文字で〈訛〉とする「桒」が多く使われている。漢字整理案には「桒」が許容体として示されている他、3つめの「又」を払っても止めても良いことが示されている。私見では手書き文字で1字に2回払うのはおすすめしない。
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2026年04月04日

字体変遷字典 P.432–433 【木】栃柏柊柄某柾

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【栃】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。「小学校で習う漢字の改定(2017年告示・2020年度実施)」により小学校で習う字に追加された。教育上より見たる明治の漢字は「櫔」を〈標準〉、「栃」を〈許容字〉としている。「栃」は「櫔」の「萬」を「万」に代えてできた字だとおもわれるが、「栃」は国字とされる。

【柏】古くは「柏」が使われていたが、南北朝時代の北朝で「栢」が使われ始める。干禄字書は「柏」を〈正〉、「栢」を〈俗〉とする。五経文字は「柏」を親字とし「栢」を〈経典〉としている。

【柊】中国で芭蕉(ばしょう)に似た木の名だが、日本ではひいらぎというモクセイ科の常緑高木。
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2026年03月19日

字体変遷字典 p.428-429 【木】架柿柑枯査柵

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【架】説文解字に「架」はなく篆書では代わりに「枷」を用いる。五経文字の「架」の説明に「禮記作枷」とある。
【柿】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。説文解字に「柿」はなく篆書では「枾」を用いる。康煕字典に「柿」「柹」は不録で「枾」が掲載されている。陸軍幼年学校用字便覧は「枾」を本字とする。
【査】説文解字に「査」はなく篆書では代わりに「柤」を用いる。干禄字書は「槎」と「査」を異体字とし、「槎」を〈通〉、「査」を〈正〉としている。また「柤」と「樝」を異体字とし、「柤」を〈通〉、「樝」を〈正〉としている。「査」と「柤」を異体字とはしていない。漢字整理案は「查」を字典體、「査」を標準體とし、「查」を「査」に「音ニシタガヒテ形ヲ改メタルモノ」として変更する案を示す。
【柵】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。教育上より見たる明治の漢字は、「栅」を正字、「柵」を俗字としている。
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2026年03月02日

字体変遷字典 p.426-427 【木】板枇枚枕林枠栄

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【板】説文解字に「板」はなく篆書では「版」を用いる。干禄字書は「版」を〈通〉、「板」を〈正〉とする。陸軍幼年学校用字便覧は「版」を正軆、「板」を別軆とし「版ト板トハ相通用スレドモ、今ハいたトイフニ板ヲ用ヒ、出版・活版ニハ殆ド板ヲ用ヒズ。」とある。
【枕】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【枠】国字。1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。
【栄】簡化字がなぜ「荣」なのか不明。漱石は『坊っちやん』では「榮」を使い『こころ』では「栄」を使っている。
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2026年02月19日

字体変遷字典 p.424-425 【木】松枢析東杷杯

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【枢】「樞」の新字体。弘道軒清朝には新字体しかない。
【杯】説文解字に「杯」はなく代わりに「桮」を用いる。康煕字典の「盃」の説明で「俗杯字」とする。康煕字典の「桮」の説明に「俗作盃通作杯」とあり、「桮」が本字で「盃」が俗字、「杯」が通字ということらしい。繁体字には「杯」「盃」の両方があるが、簡体字では「杯」に統合されている。陸軍幼年学校用字便覧では「杯」「盃」「桮」を「同字」としている。
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2026年02月14日

字体変遷字典 p.422-423 【木】来李果杵杭枝

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【果】干禄字書は「果」を〈正〉、「菓」を〈俗〉とする。陸軍幼年学校用字便覧に「今果物・菓子互ニ書キ分ク」と説明がある。
【杭】説文解字には「扌」に従う字部類され、「木」に従う或体がある。
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2026年01月30日

字体変遷字典p.420–421 【木】杖杉束村杜杢

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【杖】JIS2004で例示字体が「杖」から「杖」に変更された。太宰は咎なし点を書いている。司馬顕姿墓誌が「扌(てへん)」なのは誤字か。

【杉】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。説文解字の大徐本には「杉」はなく代わりに「檆」を用い、「檆」には「今俗作杉」とある。段注本には「檆」は掲載されていない。「檆」は康煕字典に「杉本字」とある。江戸版本では「瘁vが圧倒的な多数派で「杉」は少数。江戸版本では旁を「分」につくることもあるが「枌」は「杉」とは別字種。

【村】「村」は説文解字に不録で代わりに「邨」を用いる。『後藤朝太郎教育上より見たる明治の漢字』では「邨」を〈標準〉、「村」を〈許容〉とする。『陸軍幼年学校用字便覧』では「邨」を〈本字〉とする。

【杜】倪寛伝賛は唐の褚遂良の書と伝わるが宋時代の作とする説もある。
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2026年01月12日

字体変遷字典 【木】机朽朱朴杏材杓条

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【朽】説文解字に「㱙」が載っており、その或体として「朽」が載っている。康煕字典に「朽」と「㱙」が別の部首に載っている。説文解字と康煕字典に「𣏓」は不掲載。「朽」の異体字として使われる「𣏓」は「杇(オ)」(JIS第3水準・こて。壁を塗る道具。また、こてで壁をぬる)の異体字としても使われる。漱石は「𣏓」を書いている。

【朴】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。

【杓】JIS2004で例示字体が「杓」から「杓」に変更された。

【条】「條」の略字。当用漢字字体表で採用された。
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2025年12月21日

字体変遷字典 【木】木札本末未

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【木】小学校4年生のときに担任から「『木』の縦線は止めること。はねてはいけない」といわれた。3年生のときから通っていた書道教室の先生にそのことをいうと「『木』の縦線は止めてもはねてもどちらでもよい」といわれた。これがきっかけで私は文字に興味を持ち、今この字典を作っている。当用漢字字体表の前文にどちらでも良い例として、「木」の縦線を止める例とはねる例が載っている。漢字整理案に「木」の縦線を止める例を「字典体」、はねる例を「標準体」とある。

【本】張猛龍碑の字体は誤字か。当用漢字表の字形は縦線の途中がかすれていて「夲」にも見えるが「本」。

【未】説文解字では「木」部ではなく「未」部に掲載されている。
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2025年12月06日

字体変遷字典 【⺼】有服朋朔朕

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【有】説文解字では「有」部に分類されている。「月(にくづき)」の字らしい。

【服】旧字体の「服」の偏は「⺼(ふなつき)」だった。説文解字でも「舟」部に分類されている。五経文字も「舟」部に分類。康煕字典には「⺼」部にあるが、字体は「⺼(ふなつき)」。当用漢字表では偏が「⺼(ふなつき)」だったが当用漢字字体表で「月」に変更された。

【朋】甲骨と金文を見るかぎり、この字の部品は「⺼」でも「月」でも「⺼」でもないようだ。
旧字体とされる「朋」があるが、いつまでが旧字体でいつから新字体になったのかわからない。安岡孝一先生の見解では〈「朋」は形声の「萠」の部品で、「朋」と「朋」は別字と考える〉とのことである。弘道軒の字体は「⺼(ふなつき)」っぽい。古くから「用」と見間違えそうな字体が使われており、それを漱石も書き、漢字整理案にも載っている。

【朕】説文解字には「舟」部に載っている。康煕字典には「⺼」部に載っているが字体は「⺼(ふなつき)」。文部省漢字の字体は「⺼(ふなつき)。当用漢字表では「⺼(ふなつき)」ではなく「月」。
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2025年11月20日

字体変遷字典402〜411頁

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【暑】点が付くか付かないか。康煕字典、文部省活字、当用漢字表には点が付く。当用漢字字体表で点がなくなるが、岩田母系製造所に点のない活字ははなかった。手書きの字に点を付けることはほとんどないが太宰治は点を付けている。
【晶】江戸版本の下部は同じ部品が3つある場合の省略法で、現在の「澁―渋」にも残っている。
【晴】説文解字では「夕+生」の字体。
【晩】手書きで書かれている字体は「晚」が多く、康煕字典も中国、台湾、香港で使われている字体も「晚」。「晩」を採用しているのは日本だけ。

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【暢】説文解字の田部に掲載されている。説文不録とする資料もある。
【暮】「暮」と「莫」を同字種とする資料と、別字種とする資料がある。「暮」は説文不録。「莫」は茻部に掲載されている。

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【暴】説文解字の日部と本部に異なる字体が載っており、日部の字に古文がある。段注本には古文が載っていない。
【曜】説文解字には不録で、火部に「燿」がある。干禄字書には「耀」が〈通〉として載っている。「耀」はJISの第一水準にある。
【曝】太宰治は『人間失格』の中で印刷本で「曝露」となっているところを手書き原稿では「暴露」と書いている。
【曝】説文解字には「曝」は不録で代わりに「暴(下部は米)」が載っている。干禄字書では「曝」を〈通〉、「暴(下部は米)」を〈正〉としている。段注本には古文が載っていない。

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【曲】説文解字の段注本には古文の説明に「小徐無」とある。
【曽】「曽」は「曾」の簡易慣用字体だが、2010年(平成22年)に常用漢字表に追加されたため、「曾」は旧字体と位置づけられた。簡易慣用字体とは表外漢字字体表に示された文字のうち、使用実態を踏まえて、印刷標準字体と入れ替えて使用してもよいと判断された文字のことで、2000年12月に国語審議会において印刷標準字体と入れ替えて使用しても支障がないと、最終答申がなされた漢字の字体で、以下の22字:唖、頴、鴎、撹、麹、鹸、噛、繍、蒋、醤、〈曽〉、掻、〈痩〉、祷、屏、并、桝、〈麺〉、沪、芦、蝋、弯。「曽」、「痩」、「麺」は、2010年常用漢字追加に採用された。2004年「芦」、2009年「祷」が人名用漢字に採用された。
【曹】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。康煕字典の「曰」の6画に掲載されているが、何度数えても7画なので誤って異体字の画数に掲載したのかも。

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【最】説文解字と五経文字では「冃」という不思議な部首に分類されている。
【曾】「曾」の簡易慣用字体の「曽」が、2010年(平成22年)に常用漢字表に追加されたため、「曾」は「曽」の旧字体と位置づけられた。簡易慣用字体とは表外漢字字体表に示された文字のうち、使用実態を踏まえて、印刷標準字体と入れ替えて使用してもよいと判断された文字のことで、2000年12月に国語審議会において印刷標準字体と入れ替えて使用しても支障がないと、最終答申がなされた漢字の字体で、以下の22字:唖、頴、鴎、撹、麹、鹸、噛、繍、蒋、醤、〈曽〉、掻、〈痩〉、祷、屏、并、桝、〈麺〉、沪、芦、蝋、弯。「曽」、「痩」、「麺」は、2010年常用漢字追加に採用された。2004年「芦」、2009年「祷」が人名用漢字に採用された。
【月】漢字整理案に辞典体で「前」などに使う「舟月」、「明」などに使う「月」、「胃」などに使う「肉月」を、標準体に統合することが示されている。当用漢字表までは漢字整理案の標準体だったが、当用漢字字体表で漢字整理案の「肉月」の字体に変更された。
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2025年04月30日

4割終わったところで見直し作業中

『字体変遷字典』が4割終わりました。
ただいま終わったところまで見直し作業をしています。
主に『説文解字』の大徐本と段注本の差を見ていますが、これが実に興味深い。
まだ先が長いです。
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2025年04月19日

字体変遷字典 392−401頁

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【旺】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。「暀」を異体字とする資料がある。
【昆】1981年(昭和56年)に当用漢字表外から常用漢字表に追加された。

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【昇】説文不録で新附で取り上げられた字。南北朝よりも前の使用例が見つからないので説文で不録になるのも頷ける。説文新附の字体に従った例が見えない。
【昌】説文の時代の前後を見ても説文と同じ字体がみつからない。九経字様は説文の字体に従って下の「日」の左上を空けている。
【明】説文解字と康煕字典で秦篆と古文の字体が逆。岩田母型製造所は「月」の横線が縦線に接していない字体を旧字体、横線が縦線に接している当用漢字字体表の字体を新字体と認識していたようだ。
【映】説文不録で新附で取り上げられた字。南北朝よりも前の使用例が見つからないので説文で不録になるのも頷ける。

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【春】説文の字体は春秋の金文にほぼ合致している。説文の字体「萅」が漢代には「春」になるが、なぜこの字体になるのか不明。「萅」と「春」は別系統の字体なのかもしれない。

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【昧】2010年(平成22年)に常用漢字表に追加された。
【晦】JIS2004(JIS X 0213:2004)で例示字体が「晦」から「晦」に変更された。
【晃】「晃」と「晄」は文字の部品の位置が異なる「異構」や「同用字」といわれる関係の字。「晄」は説文解字の字体。康煕字典では「晃」と「晄」を同字としている。
【晒】説文解字では「晒」は不録で「曬」を「暴也」としている。康煕字典には「晒」の項目に「『字彙補』興曬同」とある。大陸中国では「曬」を使わず「晒」だけを使っており意味は「冷遇する」だ。

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【書】「書」は本書が参照している『JIS漢字字典』では「日」部に分類されているが、他の字典にはに「曰(いわく・ひらび)」部に分類、「聿(いつ・ふでづくり)」部に分類、「日・曰」を一緒にした部首に分類、と4種類の分類がある。説文解字は「聿」に分類、康煕字典は「曰」に分類、五経文字は「又」に分類している。五経文字は「聿」を手で筆を持つ形とし手を「又」と解釈して「又」部に分類したのだろう。
【晦】JIS2004で例示字体が「晦」から「晦」に変更され、画数が一画増えた。
【景】「京」の「口」を「日」にした字体が多く見られる。
posted by トナン at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 字体変遷字典(大熊肇試作) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする